凄む人その2

コンサルタント

「業務プロセスの改善」をやっているとパワハラに遭います。これは仕事の性質上、やむを得ないことだと思っています。

「現在の業務プロセスに問題があるから改善する。」ということですので、今の業務状況の問題点を指摘しなければなりません。

業務をやっている社員の仕事を否定するわけですから、面白くないと凄んでくる社員がいるわけです。

業務プロセスの改善では、プロセス毎に各部署がどういう手順で業務を行っているか確認するために様々な資料を要求します。各部署の資料を整理し一覧にすると比較ができますから、欠陥部分が明確にわかることになります。

「この欠陥部分を指摘し改善策を提案する。」これがコンサルティングなのですが、欠陥部分を指摘された社員が怒り、資料を提出しなくなる時があるのです。

できるだけフレンドリーにやっていても、ダメな時はダメですね。

こういう場合はどうするか。

他の部署と比較した資料を提示し、明らかに他の部署より不足している部分があることを説明します。感情を入れず事実を淡々と説明する。視覚的に他の部署と比較することで欠陥部分を認めざるを得ないようにしてしまう。「欠陥部分に納得感を持たせること。」かと思ってます。

そして改善策を受け入れさせます。それで上手くいけば多少凄まれても良いか、と思ってます。パワハラは困りますが。

 

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