コンサルティングをやっていると、時に不正をししているのではという場面に出くわします。
見積価格が異常に高い
業務内容を詳しく知るため、担当者が何か注文した際の見積書を見ることがあります。この見積書の一部の単価が異常に高い。ちょっとチェックすればわかるはずだが、担当者まかせで誰も確認していない。
業者から担当者にキックバックしているのでは、と疑ってしまう。
クライアントには、「見積書をちょっと確認したほうが良いよ。」と言う程度にしていますが。
見積書のとりまとめ
お役所では、物品等を注文するとき、
よく「相見積」ということで業者に要求します。
これは、3業者くらいに別々に見積書を要求することです。
一番安い業者を選ぶことになり、他の業者は空振りになります。
これが正しい手続きですが、
時々、特定の業者1社に他の2社の見積書を取りまとめて要求する担当者がいます。
そして、特定の業者が残り2業者と価格調整をしてしまうわけです。
担当者と特定業者がグルになれば不正ができるわけです。
ネット記事で神戸市がこれをコンプライアンス違反として
大量の職員を処分してました。不正までしていたかどうかわかりませんが。
とにかく他の行政もいまだにやっているんじゃないかと思います。
不正が簡単にできますから。やってはいけないことです。
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