高齢者は総人口の30%、4人に1人は就業
総務省の発表によると、65歳以上高齢者は約3,600万人で総人口の約30%を占めています。この高齢化率は、世界の国を見ると、2位のイタリア(約24%)、3位のポルトガル(約23%)をかなり引き離す数字です。
また、高齢者で就業している人は900万人で、高齢者の4人に1人は働いています。高齢者の就業率は主要7か国の中で最も高くなっています。
生涯現役と社会保障への負担
国が「生涯現役で活躍できる社会の必要性」を唱えてますので、それに沿った結果となっているといえるでしょう。高齢者で収入がある人には社会保障制度で負担する側になってもらいたいという意図もあります。そういえば自民党総裁選で、「所得のある高齢者は年金を減らす。」ということを言った候補者もいましたね。
高齢で好きな仕事ができる、素晴らしい
高齢者で稼くことができる、ある程度の収入がある、ということは良いことだといえます。
高齢者の働いている理由も「自分の都合の良い時間に働きたいから」と答える人が3割いて非正規が7割だということですから、高齢になって組織に縛られることなく自分の好きな仕事ができ収入も得られるとすれば、素晴らしい。
中小企業診断士の僕も、70近くになったとしてもコンサルティング活動ができ、「年金診断士」と揶揄されても、細々とやっていければ最高だと思っています。
確か年金制度も、65歳からもらわず70歳に繰り下げると40%ちょっと増加する制度になっており、65歳以上で働いているとしたら検討の余地があります。あまり特にならないという意見もありますが、、、。
介護され、最後は延命治療、避けたいなあ
で、問題なのは、高齢になって病気をしたとき、介護が必要になり病院に送られたり、寝たきりになってしまうことだと思います。
病院はどうしても延命治療を行うことなり、投薬、治療の方向にいくでしょう。これは結局、病院が儲かる仕組みであって、高齢者には良いこととは思えません。
無理に延命治療することで生き、生きる屍のような状態は避けたいものです。
口から栄養を取ることができない、つまり食べれないから、胃に穴を空け直接栄養を送り込む「胃ろう」は、やりたくないものです。
生涯現役、そして尊厳死か
生涯現役で働けるうちは働き、高齢で体が動かなくなれば寝たきりの状態になる、回復の見込みもない、となれば延命を拒否する尊厳死をの道を取りたいものだと思います。
生涯現役、それであっさり尊厳死、これが良いかな、
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