三菱電機が品質検査の不正を30年以上にわたって行っていたことが明らかになりました。
本来の検査をすれば手間がかかるから、条件を簡単にした検査で誤魔化し、更に正しい検査をしたかのように数字をバラつかせるプログラムを使い、印刷までしていたそうです。検査不正は他にも様々な手口があったということです。
社員達には簡単な検査に置き換えても品質は担保されているというそれなりの理屈はあったらしい。
検査の効率化を追求したわけです。自分達の会社の論理では正しかったのでしょうが、顧客や社会を裏切っています。
何年か前に、日産も不正検査でやり玉に挙がっていたことがありました。
トヨタの販売店でも車検の時間短縮のために、不正検査をやってましたね。これも効率化の追求です。
日本の会社はそういうことが当たり前になっているのかもしれません。
このような不正が当然のこととなると、真面目にやることが馬鹿バカしくなっていくでしょう。
日本は先進国ではなくなり、後進国になっていくような気がします。
コメント