ヒアリングはフレンドリーに

コンサルタント

コンサルは、クライアントの会社社員から業務状況を聞き出します。

だけど、社員達は詳しい実情を話したがらないものです。問題や不手際を見つけられると後で上司から叱られることになりますからね。「何も問題ありませんよ。」という振りをするわけです。

社員達から状況をヒアリングするとき、コンサルはできるだけ社員達とフレンドリーな関係を築くことに注意します。敵対してしまうと何も言わなくなりますから。

「北風と太陽」ですね。北風が吹けばヴェールをしっかり覆い、中を見せようとしないものです。ポカポカ暖かくなれば厚い服を脱いで中身が見えます。

だからフレンドリーな対応や同じ味方だからという立場で接することで、実情を教えてもらわなければいけません。実情を把握すれば分析できます。そうすると問題点が明らかになり、改善のための課題が明確になります。

コンサルは、ここが一番大事ですね。相手が本当のことを言ってくれることで隠された問題が明らかになる。こうなればコンサルは上手くできたといえるでしょう。

これを目指しコンサルしていきたいものだと、いつも思っています。

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