地球温暖化は嘘、は本当か? 第2弾

地球温暖化 コンサルタント

地球温暖化は嘘、本当か?」第2弾です。

この話題は多くの人が関心があるみたいで、僕のブログの中でも読まれている部類になっています。もっと深堀りしてみようと、阿藤大さんのユーチューブを学習させてもらい、コンサルとしてのコメントを入れてみました。

温暖化論の根拠は間違っている!?

温暖化論を主張する根拠は、大きく分けると4つあります。

1.地球はこの100年で0.8度温度が上昇しているが、これは異常なペースである。

2.今の気温は過去に比べて異常に高い

3.産業革命後大量のCO2を放出してきた。

4.CO2は温室効果を持つ。

このうち、1と2の根拠は間違っているということを説明してます。

今の気温は過去に比べて異常に高い?

日本人が誰でも知っている貝塚です。多くの地域で記念碑が建てられていますね。関東地方にも多く、栃木市にもあります。

貝塚は縄文時代の遺跡ですが、この貝塚から考えられることで、縄文時代は現代より遥かに温暖化だったのではと言われています。こういう時代は3000年続きました。

縄文時代はもちろん化石燃料はほとんど使っていませんから、CO2が今のように莫大に放出したことはないわけです。CO2は縄文時代は現代より100ppm低く270ppmで安定していたということもわかっています。

従って、人類がCO2を放出しなくても温暖化する時代があったということです。

つまりCO2以外に気候変動する要因が他にあるということです。

6000年前が温暖化のピークですね。縄文海進と言われていて、海水温2度、海面が4m高くなっていました。だから内陸部に貝塚があるのでしょう。温暖化したら海水面は上昇するのは確かだとわかります。

温暖化はCO2以外の要因があるのは納得できます。

地球はこの100年異常なペースで、0.8度温度が上昇した。

100年で0.8度変化したという事実はたいしたことではないということです。異常な値でなく平凡なものにすぎないということです。「異常」という言葉の定義を都合よく言っているだけともいえます。

2008年のサイエンス誌に発表されたデータによると、過去の氷河期にグリーンランドでは、たった数年で10度近くも温暖化したという事実があります。その状態が一定期間継続しました。極地で10度上昇だと地球全体では5度上昇と考えればいいでしょう。

氷河期に起こった温暖化の時代も、大洪水が頻繁に起こったのではないかと言われてますね。

その時代CO2は増えているわけではありません。CO2とは無関係に温暖化が発生することを証明しています。当時の人類はその中でも生き抜いています。

現代の人類は対応すれば良い

だから現代の人類に対応できないものではないのです。多少の犠牲は出るかもしれませんが、エアコンの更なる普及でやりすごせば良いのです。海面上昇に対しては、これも祖先と同じ様に山側に移動するか、海岸の防壁をかさ上げすれば良いでしょう。

オランダの事例が大きく参考になりますね。

これは先進国のことしか見てない発言ですね。エアコンが買えない国の人もいるでしょう。氷河期や縄文時代は狩猟採集の時代で定住していないから山への移動は簡単でしたが、都市化の進んだ現代で山に移動しろといっても大変なことになります。

海岸の防壁のかさ上げは莫大な費用がかかります。これについては、あまりにも短絡的に考えているような気がします。

100年で0.8度上昇しているのか?

本当に100年で0.8度上昇していることに大きな疑問があります。

東京都と都市化の影響がほとんどない離島の八丈島の温度データです。八丈島のデータではこの100年間の温度は上がっていないのです。東京都は確かに上がってますが、ヒートアイランド現象を除外してないからと考えられるのです。

ヒートアイランド現象を受けていないという世界中のデータも八丈島と同じ様相を呈してます。

欧米の保守側の科学者が常に説明しています。地表の計測上のデータは明らかに地域の人口密度に依存しているという現実です。

補正するならどこに基準を合わせるかということです。

人口密度ゼロのところから直線的に気温の上昇が大きくなるので、他の計測所で人口密度ゼロのところで合わせるしかありません。

結局八丈島の様な計測所が全体としてあまりにも少ないので、事実上不可能なだけです。また八丈島のデータは、太平洋自体も事実上温暖化していない事を同時に意味しています。離島ですから気温が海洋に常に引きずられるからです。

地球の大気が本当に温暖化しているなら、太平洋も温暖化していないとおかしいわけです。そうすると八丈島のデータも温暖化していないとおかしいはずですが、明らかにそれは起こっていません。

海面の温度の計測法も大型船舶の船艇と海洋に浮かぶブイで測るには大きな誤差が発生します。海表面の温度もヒートアイランド現象と似たような問題があります。

気象庁のデータでは世界中で温度上昇が表れている図がありますが、これはヒートアイランド現象を除外していないのかなぁ?

計測場所が海面であってもヒートアイランド現象と似た問題があるとすると、気象庁の世界温度上昇図はヒートアイランド現象も要因になってしまいます、、、うーん。

大きな気象の変動は、

2018年の夏の猛暑の原因は大気大循環の変動、とくに偏西風の蛇行の結果だと考えられます。

普段の年にはあまり経験しない気象現象が発生すると、それにより異常な変動が起こっているという考えを多くの人々で後押ししてしまうことがあります。

だからCO2温暖化間違いないといった思考パターンです。

3年前の猛暑についてはたまたま日本海側に非常に強い高気圧が張り出し、そこで安定したため気温が大きく上昇したわけですが、大気の位置関係の変化とCO2の上昇には何等関係がありません。

こういった短期的で地域的な変動はほぼすべて偏西風の蛇行が原因であると考えて問題ありません。

あの年は確かに本州と日本海側は猛暑になりましたが、それ以外の地域では平年並みでした。更に気象衛星で見れば、2018年の地球全体としては前年の年に比べれば低い方でした。

何事も一部分の側面にとらわれることなく、できる限り全体で考えるようにしたいものです。

それにしても異常気象、最近多いような気がします。気象台観測史上最高の気温とか異常降雨、異常降雪、良く聞きます。全て偏西風の蛇行が原因とは思えませんが。

むしろ温暖化の影響で海水温度が上がり水蒸気の上昇量が増えたことで異常降雨、異常降雪が起きていると考えた方が腑に落ちますが、、、

地球温暖化は嘘は、本当か

1.この100年で0.8度温度が上昇した原因が、CO2の温室効果が影響しているのか、ヒートアイランド現象が主な要因なの本当のところよくわからないですよね。

ヒートアイランド現象を除外したら何度上昇したことになるのかといった、科学的説明を探したい思います。

2.今の温度が異常に高いというのは、無理があるのはわかります。氷河期や縄文期に温度が高かった時期もあるわけですから。でもその時代海面上昇や洪水があったのは裏付けられていますから、温暖化は人類に大きな影響を与えるのは確かなことでしょう。

3.温暖化というより異常気象は最近頻繁に起こっていると思います。偏西風の蛇行だけが原因とも思えませんが。これは、温暖化の影響で海水温度が上がり水蒸気の上昇量が増えたことで異常降雨、異常降雪が起きていることだと思います。


結局、この100年で0.8度上昇しているのは事実で、ヒートアイランド現象とCO2温室効果の両方の影響があると考えれば良いと思います。

地球は温暖化しており、異常降雨、異常降雪も温暖化が原因で、過去の氷河期や縄文期の海面上昇も事実だから、都市の緑化でヒートアイランド現象を抑えたり、CO2排出を減らすことで温室効果を減らすことで、地球温暖化を止めることは必要なことだと思えてきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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